タニェーエフ 弦楽五重奏曲ハ長調 Op.16

セルゲイ=イヴァノヴィッチ=タニェーエフ(現地音に近いのはタニェーエフだと思いますが、日本ではタネーエフと表記)(1856〜1915)はロシアの作曲家でチャイコフスキーに学んだ人ですが、日本ではあまり知られていません。

弦楽五重奏曲は、弦楽四重奏にヴィオラまたはチェロを加えたものです。

「ロシア室内楽ファン倶楽部」のタネーエフの弦楽五重奏曲の解説によると、タニェーエフは弦楽四重奏にヴィオラを加えたもの、チェロを加えたもの、それぞれ1曲ずつ残しており、これは極めて珍しいケースだそうです。

この曲は弦楽四重奏にヴィオラが加わったものですが、タネーエフ四重奏団にクラモロフの第2ヴィオラが加わったものが現在のところ唯一CD化されているとのことです。

第3楽章のcon sordino(弱音器を付けて)の部分は音源によっては無音状態になってしまうことが判明しましたのでやむなく弱音器なしの状態にし直しました。

midファイル musファイル
全曲 全曲
第1楽章「アレグロ・ゾステヌート」」 第1楽章「アレグロ・ゾステヌート」
第2楽章「アダージョ・エスプレッシーヴォ」 第2楽章「アダージョ・エスプレッシーヴォ」
第3楽章「アレグレット・スケルツァンド」 第3楽章「アレグレット・スケルツァンド」
第4楽章「プレスティッシモ」 第4楽章「プレスティッシモ」

2012/11/13
2017/06/28更新
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