シルフィード(空気の精)

ニルス=ガーゼ(ドイツ語読みでガーデ)は19世紀デンマークの作曲家で、メンデルスゾーンに師事し、メンデルスゾーン亡き後ライブツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の指揮者を務めました。

ノルウェーの作曲家グリークがガーゼの名GADE(トイニホ)によるピアノ曲を書いています。これはバッハのBACH(ドイツ語音名で変ロイハロ) やシューマンのABEGG(同じくイ変ロホトト)、ショスタコーヴィチのDEsCH(同じくニ変ホハロ)に相当するもので、グリークがガーゼを尊敬し、影 響を受けていることを端的に表している例でしょう。

シルフィードはゲルマン民族の風の精とのことで、彼のピアノの小品の題名です。今回は弦楽四重奏にしてみました。


2005/04/25(2008/04/13更新) 入口に戻る
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