ノルウェーの代表的作曲家エドヴァルト=ハーゲループ=グリーグは主にピアノ曲を作曲し、オーケストラ曲はあまり残していません。

この曲は数少ない彼のオーケストラ曲の1つで、若いころに、これまたノルウェーを代表する劇作家ヘンリック=イプセンから直接依頼された戯曲「ペール=ギュント」のための付随音楽の1曲です。

この付随音楽は後にグリーグ自身第1組曲と第2組曲に仕上げており、「朝」は第1組曲の冒頭に位置しています。いかにも北国の朝らしい印象をもちますが、実際の劇では、アフリカ、モロッコの朝の情景を描いたものです。


2005/01/15(2008/04/13更新) 入口に戻る
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