ジャン=フィリップ=ラモーのクラヴサン曲集第2巻、ニ短調の第3組曲収録の曲で、「一つ目の」は「第1の」の意味ではなく目が1つの意味です。
ギリシャ語でキュクロープスという目が1つの怪物たちと、ヘラクレスが戦っている様子を描いたとのことで、下降する音階の部分と右手が弾く同じ音域を左手が激しく交差する部分が何度も表れるロンドです。
右手と左手が交差する部分は映像(例えばこれ)で見るとよく判ります。