クラウス　弦楽四重奏曲ト長調「スコティッシュ」

ヨーゼフ＝マルチン＝クラウス（1756〜1792）はドイツ生まれのスウェーデンの宮廷作曲家。モーツァルトと同じ年に生まれ、モーツァルトの翌年に死んでいて「スウェーデンのモーツァルト」とも言われてます。

この曲は第２楽章がスコッツェーゼつまりスコティッシュなので「スコティッシュ・クァルテット」と呼ばれます。

各楽器を対等に扱っていること、第１楽章の再現部第１主題を下属調にしているなど、さまざまな試みが見られます。