フリーメーソンのための葬送音楽 ハ短調 K.477

モーツァルトは1784年、ヴィーンでフリーメーソンに加入します。

この曲は1785年、2人の会員の死を悼んで作曲したもので、日本では標記のように言われていますが、原題のMauerische Trauermusikを直訳すると「壁のような深い悲しみの音楽」とでもなるのでしょうか。

曲はハ短調2分の2拍子で、2本のオーボエ、1本のB管クラリネット、3本のF管バセットホルン、1本のコントラファゴットとEs管ホルン、C管のバスホルン各1本と弦楽五部という珍しい編成です。

バセットホルンは「ホルン」が付いていますが現在のバスクラリネットに近いもので、

解説では演奏時間が約8分になっているようです。

2分の2拍子であることを考えると今回の私のデータは極端に速いわけではないと思いますが、8分の半分にも満たない2分55秒になってしまいました。

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2006/03/29
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