弦楽五重奏曲は弦楽四重奏にもう1本内声を受け持つ弦楽器を加える形態の曲で、ボッケリーニやシューベルトのようにチェロを加えた作曲家もいますが、多くはヴィオラを加えています。
モーツァルトは6曲の弦楽五重奏曲を残しました。どの曲もヴィオラを加えた形態です。
特に第3番ハ長調K.515と第4番ト短調K.516はよく知られています。
この第1番は1773年、17歳の時の作品で、他の5曲はヴィーン時代のものですが、これのみザルツブルク時代のものです。当時ミヒャエル=ハイドンが弦楽五重奏曲を発表したことに触発されて書いたとのことです。
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全曲 | 全曲 |
第1楽章アレグロ・モデラート 変ロ長調 | 第1楽章アレグロ・モデラート 変ロ長調 |
第2楽章アダージョ 変ホ長調 | 第2楽章アダージョ 変ホ長調 |
第3楽章メヌエット・マ・アレグレット 変ロ長調 | 第3楽章メヌエット・マ・アレグレット 変ロ長調 |
第4楽章アレグロ 変ロ長調 | 第4楽章アレグロ 変ロ長調 |
第3楽章の別稿はこちら
第3楽章メヌエット・マ・アレグレット(別稿)変ロ長調 | 第3楽章メヌエット・マ・アレグレット(別稿)変ロ長調 |