室内オーケストラのためのシンフォニア ニ長調

ジョヴァンニ=カンビーニはフランスで活動したイタリア人作曲家で、1746年に生まれ、1825年に没していますから、ハイドンとモーツァルトの中間の生年、ベートーヴェンの2年前の没年と考えると、その音楽史上の位置が判ると思います。

管楽五重奏曲がコンサートでも取り上げられ、CDにもなっているようです。

モーツァルトが1778年、パリで管楽器とオーケストラのための協奏交響曲を依頼されますが初演を妨害されて実現しなかった、その妨害の張本人がカンビーニだった、と彼は勘繰ったとのことです。

このシンフォニアは使用したスコアに作曲年も解説もないので、どんな背景をもった曲なのか判りません。

楽器編成は、第1楽章と第3楽章がオーボエ、クラリネット各2本と弦楽合奏、第2楽章が弦楽合奏です。

midファイル musファイル
全曲 全曲
第1楽章アレグロ 第1楽章アレグロ
第2楽章アンダンテ 第2楽章アンダンテ
第3楽章プレスト 第3楽章プレスト

2007/12/02(2008/08/05更新) 入口に戻る
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